中国の春節では、団らんの食事の席に白酒が欠かせません。2024年2月19日（月）、BC学院は中華老字号白酒博物館へのスタディツアーを企画し、白酒の起源や醸造過程について参加者の皆さんと楽しく学びました。

博物館ではまずお酒の起源を学ぶとともに、中国の王朝時代の酒器を鑑賞し、大きな器から小さな盃（さかずき）まで酒器の変遷を辿ることで白酒の歴史を深く理解しました。

次に清朝時代に流行した“大酒缸”（白酒等の焼酎を売る酒屋）を見学し、有名な白酒ブランド“二锅头èr guō tóu”の名前の由来を勉強しました。いくつかの酒蔵では“酒海jiǔ hǎi ”と呼ばれるお酒を入れる容器を使っていたことから、上戸のことを“海量hǎi liàng”と呼ぶようになりました。中国にはこのようなお酒にまつわるエピソードが沢山存在します。

そして最後には実際に白酒を試飲させていただきました。様々なタイプの白酒があり、その違いや嗜み方を紹介していただきながら、中国の酒文化を更に深く体験することができました。

ツアー後はミシュランの四川料理を堪能しました。次回も多くの参加者の皆さんとスタディツアーでお会いできることを楽しみにしています！